【若手税理士が教える】クラウド会計ソフトの選び方(メリット・デメリット)

クラウド会計ソフトのメリット・デメリット

クラウド会計ソフトで効率化?デメリットとかあるんじゃないの?
従来の会計ソフトと何が違うんだろう?
自分にあった会計ソフトが欲しいなぁ!

 

こんにちは、みらいと税理士法人です。

 

最近はクラウド会計ソフトの導入希望の方が増えてきました。

クラウド会計ソフトは効率化に大きく役立ちますが、デメリットなど導入の際には検討すべきこともいくつかあります。

今回は、5分で分かるクラウド会計ソフトのメリット・デメリットとご自分に合った会計ソフトの選び方をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • クラウド会計ソフトを導入したいけど悩んでいる方
  • 安価な会計ソフトを探している方
  • 自分に合った会計ソフトを探している方

 

 

クラウド会計ソフトとは

クラウド会計ソフトとはインターネットを通じてサービス提供される会計ソフトです。

従来の会計ソフトメーカーからも続々とクラウドソフトが提供されていますが、最近では『会計freee』や『マネーフォワードクラウド会計』が有名です。

 

従来の会計ソフトはCDやDVDなどを通じてシステムをパソコンにインストール(導入・設定)していましたが、インターネット環境の充実に伴い、最近はクラウドサービスが普及してきました。

身近な例でいえば、GoogleのGmailやYahoo!のYahoo!メールなどもクラウドサービスですし、スマートフォンでダウンロードできるアプリもクラウドサービスでしょう。

 

従来のインストール型の会計ソフトとの大きな違いは、インターネット経由のリアルタイムのサービスということです。

また、クラウド会計ソフトは、データをクラウドと呼ばれるインターネット上で運営管理している点も従来の会計ソフトと違います。

 

クラウド会計ソフトのメリット

データの連携がしやすい、自動連携で楽

クラウド会計ソフトは、銀行口座やクレジット明細などと連携し、自動で転記入力してくれる機能があります。

この機能は、外部データの必要なデータを自動で連携してくれるので経理業務の効率化、時短や手入力の労力や手入力による単純入力ミスなどの悩みから解放してくれます。

 

データのバックアップが安心

クラウド会計ソフトは、クラウドサーバーというインターネット上のサーバーにデータを保存しています。

情報漏洩や情報紛失は会計ソフト会社の信頼感に大きく影響するため、クラウド会計ソフト会社は、ネットバンクと同レベルで非常に強固なサーバー管理をしているところが多いです。

そのため、自社でデータ保管するよりも安心ではないでしょうか。

 

従来のインストール型会計ソフトですと、万が一インストールしている自社のパソコンが故障してしまうと、データが消えてしまう場合があります。

また、USBやハードディスクなどで保存することもできますが、自社でデータ管理するためには、故障リスク・消失リスクなど常にリスクを負うことになります。

 

常に最新バージョンのソフトが利用可能

従来の会計ソフトはバージョンを最新化するためにはCDを改めて購入する必要がありました。

しかし、クラウド会計ソフトはインターネット上で更新されるので、随時、最新化されることになります。

そのため、法改正などに対応したシステムに自動的にアップデートされた最新の会計ソフトを使うことができます。

 

経営状況や資金繰りなどの経営情報がリアルタイムで把握可能

データからすぐに経営状況を分析するためのレポート作成ができます。

当然ですが、自社でデータを自動入力できるのでリアルタイムで収支状況が把握できます。

 

クラウド会計ソフトのデメリット

インターネット環境が必須

当然ながらインターネット上のサービスですので、常時インターネット接続できる環境が必要です。

これだけインターネットやスマートフォンが普及している状況ですから、震災などの非常事態以外はインターネット環境を気にする心配は少ないかもしれません。

 

ランニングコストがかかる

システムの維持費はかかることになります。

これまではインストール型しかありませんでしたから、当時は高い金額でシステム導入用ソフトを買い切りしてました。

クラウドソフトは確かに維持費がかかりますが、月額は比較的安価に設定されていますし、常時最新の状態に保ってくれるのでクラウド型会計ソフトのほうが安心という考え方もあります。

 

カスタマイズはできない

クラウド会計ソフトは導入時のまま、提供されているサービスをそのまま使うことになっています。

 

クラウドサービスが出てくる前は、自分たちの使いやすいようにカスタマイズされるのが普通でしたが、そういうことはできません。

ただし、使い続けると慣れてきたり、自動仕分け機能や記憶機能はあるので、使い続ければデメリットは小さくなるかもしれません。

 

使える税理士が多くはない

税理士の平均年齢は高めですので、従来の会計ソフトを使い続けている先生が多いと思います。

ですから、自社でクラウド会計ソフトを導入したくても、従来からの顧問税理士には渋られてしまうこともあるかもしれません。

その場合は、会計ソフトを変更すると同時に顧問税理士の見直しも検討する必要が生じるかもしれません。

 

まとめ

今回は、クラウド会計ソフトのメリット・デメリットを簡単にご紹介しました。

経理担当の方がいたり、すでに使い慣れた会計ソフトを導入している、クラウドサーバーにはセキュリティ上で抵抗感があるなど気になるようであれば、従来のインストール型会計ソフトの導入でもよいかもしれません。

一方で、コストが安いだけでなく、データ管理が楽、パソコン、スマートフォン、タブレットなど様々な端末からリアルタイムで経理状況を確認したいというような方(会社)は、クラウド会計ソフトの導入を検討してもよいでしょう。

 

なお、みらいと税理士法人では、クラウド会計ソフトの導入についても無料でご相談をお受けしています。

私たちは、特定のクラウドソフトと契約していないため、お客様の用途や目的に合わせてご紹介できるのではないかと思います。

お気軽にご相談ください。

 

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