こんにちは、みらいと税理士法人です。
税理士選びを考えるときの一つの基準に税理士の「年齢」があることはご存じでしょうか。
若くに起業した社長の場合、顧問税理士は経験豊富でベテランなんだけど親の年齢くらいだし、少し話しにくいかなと心配があると思います。
一方で、若い税理士だと話しやすいけれど、頼りないんじゃないかなといった心配もあるでしょう。
ということで、今回は税理士選びにおける若手税理士を選ぶメリット・デメリットをご紹介します。
税理士業界の年齢構成
上記グラフは、日本税理士会連合会の調査(2014年1月1日現在)をもとに税理士の年齢構成を示したものです。
記事では分かりやすいように20~40代を若手としてお示ししてますが、詳しく言うと、20代は1%未満、30代は10%程度、40代は20%未満です。
みらいと税理士法人は30~40代の税理士が所属していますが、業界的には比較的若い部類に入るでしょう。
さて、なぜこんなに税理士業界の高齢化が進んでいるのでしょうか。
それは、そもそも税理士になる年齢が高齢な場合が多いことが挙げられます。
税理士試験は合格教科を積み上げていくことができるため、時間をかけて合格することが可能です。
また、あまり知られていないかもしれませんが、税務署を一定期間勤務した税務署OBや国税OBの方などは試験を免除されて税理士になることが可能なのです。
若手税理士のメリット
フットワークが軽く柔軟
若手税理士は気力・体力が充実していますし、すぐに対応してくれるなどフットワーク軽く対応してくれることが期待できます。
お客様ごとの事情に応じて柔軟に対応してくれることも多いでしょう。
相談しやすい
親ほど年の差が離れているベテラン税理士に相談するよりも、年の差があまりない若い税理士のほうが話しやすいでしょう。
ITやデジタル機器、クラウドサービスの活用に強い
小さいころからデジタル機器に囲まれてきた若手税理士たちのほうがITサービスに強いでしょう。
なお、みらいと税理士法人の税理士は外資系大手事務所に勤めた経験から、様々なIT(デジタル・クラウド)ツールに使い慣れており、業務効率化を得意としています。
税理士顧問料が比較的安価
若手税理士はまだお客様が少ないことが多いです。
お客さまの獲得に積極的ですから、比較的安価な価格設定で対応してくれることも多いでしょう。
税理士本人が対応
ベテラン税理士は、所長であることが多いので税理士ではない従業員に対応を任せることもあります。
その場合は、専門的な回答を即座にもらえなかったりするでしょう。
若手税理士の場合は、小規模事務所であることも多く、税理士本人が直接対応することが普通です。
勉強熱心で親身な対応
若手税理士のほうが気力も充実していますし、ベテラン税理士と異なり税務業務にマンネリ化していません。
お客様の課題に対してフレッシュな気持ちで一生懸命学びながら、親身に、そして熱心に対応してくれることでしょう。
若手税理士のデメリット
経験が浅く頼りない
これが一番よく聞かれるデメリットですし、経験不足がある可能性は否めない部分でしょう。
それをカバーできるくらいの熱心さやフットワークが期待できる若手税理士を選びましょう。
人脈が少ない
ベテラン税理士であれば、長い経験の中で様々な士業仲間や社長の方などとのネットワークを築いていることでしょう。
一方、若手の税理士はそういった人脈がないために幅広いサポートが受けられない可能性があります。
まとめ
今回ご紹介したように、税理士が若手・ベテランであることは、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ただし、年齢は一般的な傾向なだけで、ベテランの方でもITに強かったりフットワークの軽い方もいらっしゃいます。
したがって税理士選びでは、自分の今の状況や希望に照らし合わせ、気になる税理士がいれば相談して決めるのがよいでしょう。
なお、若手税理士は少ないため見つけること自体、難しいことがあります。
若い税理士に興味を持ったら、早めに相談してみてはいかがでしょうか。
みらいと税理士法人も税理士業界ではまだまだ若手の部類です。
また、私たちはお客様にとって気軽に相談できる税理士集団を目指しています。
お問い合わせは顔を合わせた面談でも、オンライン面談でも無料で可能ですのでお気軽にご相談ください。